最高の体調【文明病から脱却し本来の自分を取り戻せ!】

ビジネス・経済

日々の不調や不満の原因とは?

こんにちは!
あなたは、最高のコンディションで仕事に臨んでいますか?

「きちんと寝ているのに、寝起きからすでに疲れている」
「午後まで集中力が持たない」
「昼食後、耐えきれないほどの睡魔に襲われる」
「怒りや不安がコントロールできない」
「不眠に悩んでいる」

あなたは今、こんな悩みを抱いていませんか?
または周りにこんな悩みを持っている人はいませんか?

不眠や鬱、散逸な集中力・・・このようなテーマはメディアでもよく取りあげられますよね。
それだけ悩んでいる人が多いということでしょうか。
病院に行くほどではないが、最近ちょっと体調が気になる、
年齢のせいかと思っているが、他に何か原因があるのだろうか、
こんなふうに考えている人は意外と多いようです。

しかしそれは、歳のせいでもなく、薬を飲めば治るというものでもないとしたら・・・
もしかしたら、「文明病」と言われるものなのかもしれません。

「文明病」と言われても、なんだか曖昧でよくわかりませんよね。
今回は、鈴木 裕さんの「最高の体調」を通して、「文明病」について理解を深めてみましょう。
きっとあなたの生活にも参考になるものがあるはずです。

著者は、鈴木 裕さんです。

「文明病」が心と体を蝕んでいく

1995年、ワシントン州の牧師であるボブ・ムーアヘッドさんは、「現代の矛盾」というエッセイを発表しました。
抜粋をみてみましょう。

私たち人間は

長大なビルを作り上げたが、いっぽうで気を短くなった。
道路を広くした割に視野は狭くなった。
お金を使っても身につくことはなく、物を買っても楽しみは少ない。
家は大きくなったが、家族との関わりは小さい。
便利になったのに、時間はない。
専門家が増えても、それ以上に問題も増えた。
薬は増えたのに、健康な人は減った。
私たちは、酒を飲み過ぎ、タバコを吸い過ぎ、時間をムダに過ごし、少ししか笑わず、毎日を急ぎ過ぎ、怒り過ぎ、夜更けまで起き過ぎ、目覚めたらすでに疲れている

最高の体調 鈴木 裕

全部とは言いませんが、一部だけでもこの文章に共感できませんか?
そして、その原因を自分のせいにしていませんか?

本書では「悪いのは自分だ」という考え方を採用しません。
これらの原因は現代人特有の「文明病」だからです。

まずは、「文明病」とは何か、原因は何かを見ていきましょう。

かつてないレベルのカロリーを摂取している

「文明病」とは、近代社会の変化によって引き起こされる、現代に特有の病気や症状を意味します。
もっとも典型的な例は「肥満」です。

古代ではあり得ない「肥満」という現象

肥満が普通になってしまった理由は、モチロン社会が豊かになったからです。
食糧の大量生産と価格の低下で、現代人はかつてないレベルのカロリーを摂取しているのです。

しかし、
「食べ過ぎはやめよう。」
「運動でカロリーを使おう。」
という月並みの対処法では、解決できません。

そこで使うべきなのが、「進化医学」という補助線なのです!
詳しいことは、本書を参照していただきたいのですが、
要するに、人類は狩猟採集生活に最適化されているということなのです。

人類は、生き抜くためにハイカロリーな食べ物を探すように進化しました。
進化と現代のミスマッチが起きているわけですね。
なので、少なくとも意思の力だけで、「肥満」に立ち向かうのは時間のムダなのです。

「炎症」と「不安」ー現代人の不調の原因を取り除く

「文明病」を引き起こす二つの要素があります。
それは、

  • 「炎症」
  • 「不安」

です。
国内外を問わず100歳超えのスーパー高齢者に共通の特徴は、
「体内の炎症レベルが異様に低かった」
ということだそうです。

「炎症」と言われても、膝を擦りむいた時に赤くなって液体がジクジクと染み出す、あれですか?
って感じですよね?
そうです、あれが「炎症」です。

炎症は体が何らかのダメージを受けた時に起きるのですが、
体の表面だけに起きるわけではないのです。

花粉症も「炎症」のひとつですね。
一番身近なのは、「風邪」です。
免疫システムがウィルスと戦って、発熱や鼻水などの症状が出ますね。
熱のせいで脳は正しく機能しません。

現代人のパフォーマンス低下は風邪などのように、わかりやすい形では進行しません。
長期にわたって免疫システムが作動し続け、全身の機能が下がっていくのです。

内臓脂肪が減らない限り、体は燃え続ける

「内臓脂肪」って肝臓や腸の周りにつく体脂肪ですよね?

そうです。
それが体脂肪です。
人体にとって体脂肪は「異物」になるんだそうですよ。

なので、免疫システムが働いて、炎症を起こし始めるそうです。
ですが、体脂肪は運動や食事で落とすしかありません。

内臓脂肪が減らない限り体はジワジワと燃え続け、炎症性物質で傷ついた血管や細胞が動脈硬化や脳梗塞の引き金になります。
これがメタボリックシンドロームの発症プロセスなんだそう。

ある調査で、体調を聞いた時に「悪い」と答えたグループは、体内の炎症レベルが高かったそうです。

謎の不調と炎症は、明確に連動しています。

睡眠と炎症の関係

あなたは良質な睡眠が取れていますか?
目覚めて、すでに疲れているなんてことはありませんか?

2010年の調査では、日本人の平日の睡眠時間は、7時間14分で、1960年よりも1時間ほど少なくなっています。
先進18か国と比較しても韓国についで2番目の短眠だそうです。

平均睡眠時間が一日に7時間から9時間の範囲を逸脱すると体内の炎症マーカーが激増する
夜中に何度も目が覚めてしまう場合も、体内の炎症は増える

という研究結果もあります。

アフリカのある狩猟採集民の生活パターンを調査すると、
睡眠時間は6.9から8.5時間
で、先進国とあまり変わらなかったものの、
そのパターンは、
日暮れの3時間後に眠り、毎朝7時には自然と目覚める
必ずこのパターンで生活していたそうです。

疲れたらマッサージ?もっといい方法がある

あなたは、疲れたとき何をしますか?
とにかく寝る、美味しい物を食べる、サウナに行く、マッサージをうける・・・
いろいろあると思いますが、ある大学の研究によると、体のダメージを回復させる絶大な効果があるものに、

自然との触れ合い

があるそうです。
この研究をひとことでいうと、
「自然との触れ合いによって、人の副交感神経が活性化する」
からなんだそう。

都市部の生活では、おもに「興奮」と「驚異」が活性化しやすくなります。
自然との触れ合いで、「満足」を活性化し、三つのシステムのバランスを取るといいでしょう。

スマホの使用時間が長い人ほど不安が大きい

ネットやスマホが現代人の生産性を高めたいっぽうで、弊害をも生み出しています。

スマホの使用時間が長いものほど社会不安のレベルが高いというデータや、自宅でスマホを使い続ける人は仕事のストレスが回復しないという報告もあります。
デジタルデバイスが現代人のメンタルに負荷をかけているのは間違いないようです(*_*)

この対処法についてはデジタル断食というのが効果的ですが、実践編で見ていきますね。

実践編

「文明病」についてなんとなくわかってきましたか?
それでは、どうしたら改善できるのか、実践編を見ていきましょう!

リアプレイザル

「リアプレイザル」をご存知ですか?

これは、日常で緊張を感じたら

「興奮してきたぞ」
「盛り上がってきたぞ」

などと言い換え、
誰かにイライラさせられたら

「この人に悪いことがあったのかもしれない」

と考え直すようにしましょう。

2〜6週間ほど小さな「リアプレイザル」を積み重ねると、
確実に脳がストレスに強くなっていくそうです。

睡眠

良質な睡眠を取るために、耳栓とアイマスクを導入しましょう。
眠るときは、室内の明かりを5ルクス以下にして、2級以上の遮光カーテンを使ってください。

アイマスクや遮光カーテンで睡眠が改善しないときは、メラトニンのサプリを活用します。
まずは、一日1gからスタートです。
様子を見ながら1週間ごとに0.5gずつ増やしていき、最大5gまで増やしていきます。
日本国内では購入できないので、「iHerb」のような海外サイトを利用するといいと思います。

昼寝

どこか寝足りない気分が続くときは、12時から14時のあいだで15分から20分の昼寝も効果的でしょう。
寝れなくても10分ほど目を閉じるだけでも、夜中の睡眠は改善すると言われています!

寝覚めが気になるときは、昼寝前にコーヒーを飲んでおきましょう。

ウォーキング

週に3回程度、最低12分以上のウォーキングを行いましょう。
可能なら、週に150分以上のウォーキングを頑張りましょう。
日が沈んだくらいから、心地よい疲れを感じる程度が睡眠の質をあげる最適の運動量です。
同時に内臓脂肪も減らしましょう。

デジタル断食

先ほどもご紹介したスマホの害から身を守るためには、「デジタル断食」が効果的です。

デジタル断食って言われても、仕事もあるし・・・
どうしたらいいですか?

そうですよね、可能なら完全なデジタル断食を実践したいところですが現実には・・・
むずかしいですね。

それならまずは、メール、LINE、ツイッター、Facebookなどの使用時間を決めましょう。
「13時になったら30分だけメールチェックする。」
「18時から10分だけLINEをみる。」
のような感じです。細かい時間を設定しているほど効果があるようです。

まとめ

なんとなくわかってきたけど、何から手をつけたらいいのかな?

不満や不調は人によって異なるので、どれからというのは人によって違います。
でもある程度は、テクニックの優先順位をつけられます。

もっとも手軽で効果が高いのは、
自然との触れ合いを増やすこと
です。
ストレス改善
腸内環境改善
デジタル断食の効果・・・
いろいろなポイントが改善するので、コスパが良いはずです。

次に取り組みたいのが、
夜中にPCやスマホを使わないこと
です。
さらに
軽いウォーキング
からはじめて、体を動かす習慣をつけていきましょう。

このあたりから始めて、慣れてきたら

  • 耳栓とアイマスク
  • リアプレイザル

なども試してみましょう。

本書では、発酵食品やマインドフルネスなど今回取り上げていない手法も紹介しているので、ぜひ詳しく見てみるとさらに自分にあった取り組み方がわかるかもしれません。

どこから手をつけるかは、人によってちがっていますが、

「この問題における進化とのミスマッチは何か?」

これを覚えておくといいそうです。
人はもともと狩猟採集民族です。この時代と現代のミスマッチはなんなのか!?
これが大切な根本なのですね。

現代と古代のミスマッチを自覚して、最高の体調を手に入れましょう(^○^)