好きなことしか本気になれない人生【100年時代のサバイバル仕事術】

ビジネス・経済

こんにちは!
毎回のように突然ですが、
あなたは毎日の仕事に本気で取り組んでいますか?
あなたがやっている仕事は好きなことですか?
あなたは今後仕事とどのように向き合っていきますか?

今回は「好きなことしか本気になれない」ご紹介します。
著者は、「得意を売り買い」テレビCMでおなじみの「ココナラ」創業者、南章行さんです。

人生100年時代といわれるこの時代、仕事のキャリアや人生設計など期待と不安が入り混じる世の中です。
著者は本書を「自分らしく、力強く、ときにしなやかに生き抜くために、どう考えてどう判断していくかを一緒に考える本にしたい」と「はじめに」の中で語っています。

定年にとらわれず、長く、生き生きと働くなら、どういったスタンスで仕事や人生と向き合っていけばいいのか・・・
さぁ一緒に考えていきましょう(°▽°)

現代は「正解のない世界」である

働くうえで、必要となるビジネススキルのひとつに「リーダーシップ」があると思います。
ビジネスでは、グループの大小にかかわらず、たいていの人はなシチュエーションで決断を迫られます。

リーダーシップとは、意思決定をすることと言い換えることができます。
経営者は、「正解かどうかは分からないが、自分はこうすべきだと思う。」
という意思決定をします。
誰もそれが正解かどうかはわかりません。
でも、誰も「大丈夫」と保証されないことを責任を持って、決断すること、これがリーダーシップです。

そういう意味では、リーダーシップは経営者など組織の長だけのものではありません。
誰にでも当たり前に必要なスキルで、自分で自分をリードする「セルフリーダーシップ」を持たなければならないのです。

正解がない世界でどうやって決断するのか、その一つの答えが、
「正解を探すのではなく、選んだ道を自分で正解にしていく」
というものです。
選んだ道を自分で正解にしていく・・・それはまさに、セルフリーダーシップなのです。
でも自分で正解にしていくためには、それなりにエネルギーやパワーが必要です。

好きでなければ、つまりそこに思いがなければ、続かないだろう。
人は好きなことにしか本気になれないのだ。

好きなことしか本気になれない 南 章行

と著者は言います。
そのための一つのルールとして、どんな仕事でも本気でやるのが鉄のルールです。
本気でやってみて初めて、「これはおかしい」、「こっちの方が楽しい」、「やっていて楽しい」、「役に立っている実感がある、もっと追求したい」などの感想や好奇心などが明確となって、この仕事をやるか、やらないか、方針を変えるか、変えないかがハッキリするのです。
本業でも、副業でも本気でやりましょう。

80歳まで働ける「個人の力」とは?

「これだけは身に付けておきたいスキル」は存在しない

終身雇用制度が崩壊し、突然クビになったり、給料半減、ボーナスカットなど、何があるか分からない時代です。
こんな目に合わなくても、定年になれば会社にはいられないし、そもそも将来的に「なくなる仕事」かもしれない・・・
「長く個人で働く時代になる」と考えると、フリーになっても食べていける「個人の力」は必要でしょう。

「個人の力」の三大要素その1は「スキル」

スキルって言われても・・・
いろいろあるじゃないですか、どれがいいんですか?

って感じですよね。
でもどのようなスキルにニーズがあるかは、外部要因の影響を受けます。
時代の変化は早く、環境はどんどん変わります。
「この資格があれば安心」、「手に職をつける」などという発想は、80年という長期で見た場合、まるで役に立たないでしょう。
なので、「唯一無二のスキルをひとつ持つ」という考えはやめた方がいいです。
「複数のスキルを持つ、新たなスキルを獲得し続ける」という考えをしましょう。

そう考えると、必ずしも超難関の資格やスキルを目指す必要がなくなります。

1000人の中で1番になるのではなく、10人の中で1番のスキルを三つかけ合わせれば、結果として1000人の中で唯一のレア人材になれるという発想だ。

好きなことしか本気になれない 南 章行

ということです。
新たな「10人の中で1番」を見つけ、更新していきましょう。

「個人の力」の三大要素その2は「自分の価値観を持つこと」

自分の価値観・・・?
自分の考えってことですか?

「価値観」
なんだか漠然としていてムズカシイですね。

営業職を例に見てみましょう。

「自分は人と話すのが好きで、コミュニケーションが得意だ。
相手にいいものを勧めた結果、その人の人生がより良いものになると思うとワクワクする。」

例えばこんな感じの人の場合、

  • 人が好きでコミュニケーションが得意

というスキルの持ち主で、

  • 人の人生をよりよくすることに貢献したい

という価値観の持ち主になります。

これは単なる「営業スキル」とは少し違います。
「営業スキル」は営業にしか使えない、または使われることを想定してないですが、
個人のスキルと価値観は、どんな仕事にも応用がきく
からです。

「このサービスは人の人生をよりよくする」
と思ったサービスを提供する会社に出会った場合、
営業職でなかったとしても、「持ち前のコミュニケーションスキルを発揮して、人材採用の領域で活躍する」みたいな感じで、営業職に縛られることなく、自分のこれまでの仕事をリセットし、新しいキャリアを選ぶことができるのです。

自分のスキルと価値観をハッキリさせましょう。

個人の力」の三大要素その3は「セルフリーダーシップ」

さぁ先ほども出てきたキーワード、「セルフリーダーシップ」。
これこそが、人生100年時代に必要な「個人の力」のその3です。

これからの世界を予想してみても、当たるかどうかはわかりません。
でも、
「長く働くこと」
これは変わらなそうです。
そのために必要な個人の力が3つあって、「スキル」、「自分の価値観」でした。
「スキル」は、ひとつではなく複数あるべきだし、
「自分の価値観」は、変化が激しく、長期プランが見通しにくい時代を生きるために、ぶれないものが必要です。

変化が激しく、長期プランが見通しにくい時代ということは、会社も同じです。
あなたが80歳まで働けるような目標を設定してくれないし、成長できるような課題、仕事を与えてくれるとも限りません。

目標を自分で設定し、課題も自分で見つける。今後はこれが当たり前になっていく、著者はこう考えています。

厳しい時代だなと思うかもしれません。
でも、今までにこんな言葉を聞いたことはありませんか?

「自分のことは自分で決めなさい」
昔、親に言われたことありませんか?
または子供に言っていませんか?

著者が言う「目標を自分で設定する」と言うのはこれと似ているようで真逆のことなのです。
「自分のことは自分で決めなさい」
と言われたら、それは他者に動かされた行動となって、強迫的なものになります。
とてもプレッシャーですよね。

でもそうではなくて、
「自分のことは自分で決めていい。
これは義務ではなくて権利なのです。
この違いをしっかりわかっておくと余計なプレッシャーを感じずにすみます。

「パパ、かっこいいだろ」と言えない仕事はやりたくない

あなたは今、

Knowing (知識)
Doing (実行、経験)
Being (自分の価値観、信念)

このどこにいますか?
何かを学ぶうえでも、仕事をしていくうえでも自分はこのどの段階にいるのか?
これを意識してみることがとても大切だと著者は述べています。

ひとつのプロセスで足踏みしているままだと、その仕事を通して何かを本当に学ぶことは難しいし、成長もできないでしょう。
そして結果として、
自分の本意ではなく、満たされない仕事、誰も変わらない、誰も救わない、何も変えない、変わらない仕事・・・
に繋がっていきかねません。

これでは見出しにもあるように、
将来、子供がいるとして、

「パパ、かっこいいだろ」

と言えるだろうか?
胸を晴れる仕事ができるだろうか?
と考えたとき、自信を持って答えられないかもしれませんね。

そして、著者が
「心を満たす好きなことを仕事にした方がいい」
と述べる最大の理由が、ストレスを感じ続けていたら80歳まで働けないと感じているからなのです。

60年もの間、苦役としての労働を続けられる人はほとんどいない。

好きなことしか本気になれない 南 章行

「会社のゴール」=「自分のゴール」
ではないはずなのです。

キャリアの終わりともうひとつの「働く理由」

著者によれば、働く理由は二つあると言います。
それは、

  • 自己実現
  • 社会実現

の二つです。

一つ目の自己実現とは、

社会人として
「どうありたいか」
働くことで
「何を達成したいか」
です。

正しかろうと、間違っていようと、
「自分の価値観にしたがって意思決定する=セルフリーダーシップを発揮する」
ということですね。
それこそが著者のいう、自分のストーリーを持つということなのです。

二つ目の社会実現は、
その名の通り、仕事を通じて、
「自分という人間が世の中に何を実現したいか」です。
つまり、社会に何を貢献できるかっていうことでしょうか。

単にお金を稼ぐことから
自分の価値観にしたがって自己実現していき
社会がより良くなるように貢献していく

こんなプロセスを経ていくことができたら理想的かもしれません。

単なる仕事のキャリアを考える時代は、もう終わった。

好きなことしか本気になれない 南 章行

「三つの個人の力」
が備わっていれば、自分を生かすことができ、社会に貢献することもできる。

先ほども紹介した通り、80年も働くとすれば、苦役としての労働なんて辛いですよね。

でも著者は繰り返し述べています。
「自分のことは自分で決めていい」
と。